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−3月−
《花粉症を抑えるケルセチン》
 ケルセチンは、多くの野菜や果物に含まれる抗酸化物質であるフラボノイドの一種で、たまねぎに最も多く、アスパラ、ブロッコリー、りんごや、緑茶、赤ワイン、ココアにも含まれています。
 アメリカでは、鼻水がとまらない、目がかゆいなどの花粉症や喘息などのアレルギー症状を抑えるサプリメントとして定着しています。 ケルセチンは、目、鼻、のどの粘膜を安定させ、アレルギーを引き起こすヒスタミンという物質を出にくくする、いわば天然の抗アレルギー薬です。ヒスタミンを出にくくするメカニズムは、抗アレルギーと同じで、ある研究によると、抗アレルギー薬であるクロモグリク酸ナトリウムよりも、ヒスタミンの放出を抑える効果が高いという結果も出ています。
 アレルギー症状を抑えるほどのケルセチンをたまねぎやリンゴでとろうとすると、1日に何kgも食べなければいけないので、一般の食事からとるのは難しく、サプリメントでとるのが一般的とされています。サプリメントでとる場合花粉症の症状が出そうな時期の数週間前から飲むとよいとされています。
 ケルセチンには、他にも効果を発揮します。 1つは痛風の予防で、痛風の原因になる尿酸の過剰な生成と痛風発作の炎症を抑えるブロメラインの吸収を助ける働きがあるといわれています。また、最近は前立腺がんにも効くこともわかりました。
 ケルセチンはポリフェノールの中でも特に脂肪吸収阻害(抑制)効果が強く、体内の脂肪を排出するのを助ける働きをするため、脂肪の多いものとたまねぎを一緒にとるのもおすすめです。たまねぎだと、中身よりも皮のほうにケルセチンは多く含まれています。
 日本ではなじみが少ないケルセチンですが、花粉症対策のひとつとして加えてみてはいかがでしょうか。
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